アルツハイマー病の新たな治療薬「ドナネマブ」について、厚生労働省は国内での製造販売を承認しました。

厚労省がアルツハイマー病の新たな治療薬として承認したのは、アメリカの製薬会社イーライリリーが開発した「ドナネマブ」です。

「ドナネマブ」は、脳内に蓄積されたアルツハイマー病の原因とされるたんぱく質と結合して取り除き、病気の進行を抑える効果が期待されています。

軽い認知症や、前段階の軽度認知障害の人が投薬の対象で、11月にも保険適用される見通しです。

アルツハイマー病の原因物質に直接働きかける薬としては、国内で2例目になります。

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