大阪府教育庁が入る大阪府庁別館=大阪市中央区で、曽根田和久撮影

 大阪府教育委員会が進める府立高校の入試制度改革について、水野達朗教育長は25日、2025年度に新たに中学生となる子どもたちが受験する28年春の入試からの適用をめどに検討していく考えを示した。

 府議会の代表質問に対する答弁で明らかにした。水野教育長は「新たな選抜制度については、市町村教委や中学校などの関係者の意見も聴きながら、具体的な制度設計を進める必要がある」とした。

 府立高校入試制度改革を巡っては、有識者らでつくる学校教育審議会が今年8月、例年3月に実施している一般選抜入試の日程を数週間程度早めて特別選抜入試と一本化することが望ましいなどと府教育委員会に答申している。【戸田紗友莉】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。