パリオリンピック・柔道男子81kg級で金メダルを獲得した旭化成の永瀬貴規選手が地元・延岡市に凱旋。多くの市民から祝福を受けました。

金メダルを首にかけ姿を見せたのは、旭化成柔道部の永瀬貴規選手。パリオリンピック柔道男子81kg級で、前人未到の2大会連続金メダルを獲得しました。

(旭化成柔道部 永瀬貴規選手)
「パリオリンピックでは、応援ありがとうございました。自分の目標としていた2連覇を達成することができて、また金メダルを延岡に持ち帰ることができてよかった」

25日は、柔道の練習を重ねてきた延岡市で、リオオリンピック以来8年ぶりとなる凱旋パレードを行いました。

(早瀬純哉記者)
「永瀬選手を一目見ようと沿道には多くの延岡市民が集まっています」

沿道には、600人を超える市民が駆けつけ祝福。永瀬選手も笑顔で手を振って声援に応えていました。

(延岡市民)
「ぜひ一度見てみたいという気持ちで来た。地元・旭化成から金メダルが出たということは誇りに思う」
「テレビで見るよりずっと素敵。凛々しくて。また4年後、もう1回出てほしい。3連覇を期待している」

このあと、永瀬選手には、パリオリンピックの功績を称え、延岡市からアスリートタウン延岡スポーツ特別賞が贈られました。今回が3回目の受賞です。

(旭化成柔道部 永瀬貴規選手)
「たくさんの方に「おめでとう、感動したよ」という言葉をいただいて、うちわで「永瀬過ぎる」というものを作って振っていた方もいたので驚いた」

オリンピック3連覇を目指すことについては未定と話しつつも、今後については次のように話しました。

(旭化成柔道部 永瀬貴規選手)
「2連覇できて、すごく達成感や充実感がある。旭化成という集団は日本一・世界一を目指す集団なので、私含め自覚をもちながら柔道と向き合いたい」

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