仙台市の中学3年生の女子生徒がいじめを受けて、うつ病などと診断されました。仙台市教育委員会は「いじめ重大事態」の認定に向けて、調査を始めることを明らかにしました。

現在、中学3年生の女子生徒は、小学4年生のころから仲間外れにされたり、教室の掃除用ロッカーに閉じ込められたりするなどのいじめを受け、中学校でもいじめが続いたと訴えています。女子生徒はうつ病と適応障害の診断を受け、転校したということです。

生徒側は7月に「いじめ重大事態」の認定を求めましたが、仙台市教育委員会は「後日、保護者から調査を取り下げる申し出があった」として調査を行いませんでした。

しかし、9月の市議会で、この件に関する一般質問が予定されていたことから、教育委員会があらためて保護者に確認したところ、調査を求める意向が示されたということです。

これを受け教育委員会は「重大事態」と近く認定し、調査委員会による調査を始めることにしました。

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