復興支援道路として整備された宮古盛岡横断道路について、これまで少なかった待避所を増設することになり、9月26日、岩手県などによる現地調査が行われました。

この現地調査は県の宮古土木センターが実施したもので、市や市民団体などから10人が参加しました。

復興支援道路として整備された宮古盛岡横断道路はほとんどの区間が片側1車線ですが、宮古から盛岡に向かう下り線では「ゆずりポイント」と呼ばれる待避所が最長で35.5キロにわたってありませんでした。

利用者から不便との声が出ていたことから宮古土木センターでは待避所を区界地区と箱石地区に新たに整備することになり、26日、一行はその予定地を訪れました。

市民団体 明日を拓く宮古のみち女性の会 櫛桁彩子会長
「ここで止まれるんだなって思えば少し気が楽になるというか、安全にも使えるし安心にもなるなと」

県 宮古土木センター 小野寺哲道路整備課長
「ゆずりポイントを使っていただき、少しでも走行の利便性や安全性が向上できれば良い」

整備は年内に完了する予定で待避所がない区間の最長距離は20.5キロに短縮されます。

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