海の事故などで亡くなった人を供養する慰霊法要が気仙沼市で営まれ、参列者は海難事故の根絶を誓いました。

慰霊法要は気仙沼市の漁業関係者などが、海で亡くなった人たちを追悼するとともに海難事故がなくなることを願い毎年この時期に行っています。

気仙沼市海の殉難者慰霊塔保存会 斎藤徹夫会長
「改めて海の安全を守る決意を固める」

50回目の今年は、海で夫や息子などを亡くした遺族や関係者およそ60人が参列し、一人ひとりが祭壇に向かって焼香し、手を合わせました。

参列した遺族
「1人でも海で働く人が亡くならないように、そういう気持ちで拝んだ」

この法要は東日本大震災前、海の近くの慰霊塔で行われていましたが、現在は高台にある近くの寺で営まれています。慰霊塔にはこの1年で2人の名前が加わり、合わせて611人がまつられています。

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