プチプチとした食感で知られる秋田県大館市特産の「トンブリ」。地元の子どもたちとトンブリ応援大使を務めるタレントのふかわりょうさんが27日、収穫作業に汗を流した。

トンブリの収穫に参加したのは、大館市の東館小学校の全校児童40人。

トンブリはホウキグサの実を加工したもので、プチプチとした食感から「畑のキャビア」と呼ばれている。

収穫には、2019年からトンブリ応援大使を務めるタレントのふかわりょうさんも駆け付け、「自然に感謝してたくさんトンブリを収穫しましょう」とあいさつした。

2023年は夏の記録的な暑さによる高温障害で収穫量が平年を大幅に下回ったが、2024年は天候に恵まれ順調に育った。

高さ1メートル50センチほどまで成長し、子どもたちは運ぶことに苦労しながらも、ふかわさんと声を掛け合いながら収穫していた。

参加した児童は「大きくなってよかったなと思った。サラダにして食べたい」「重くてちょっと汗だくになってしまった。ことしはいっぱい食べたい」「たくさん買ってたくさん食べてほしい」などと話していた。

ふかわさんは「毎年トンブリの成長と子どもたちの成長を見守るのがすごく楽しみで、また会えてよかった。まだまだ知らない人がいるということは、伸びしろがあるということだと思うので、日本全国、海を越えて『ナイストンブリ』してもらいたいと思う」と話した。

トンブリは10月に、学習発表会と地元の道の駅で開かれるイベントで販売される予定。

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