東京・上野動物園のジャイアントパンダ、リーリーとシンシンがふるさとの中国に戻るため、成田空港を飛び立ちました。

28日、最後の観覧日を終えたリーリーとシンシンは輸送用のケージに移され、29日午前4時ごろ、13年間暮らした上野動物園を出発しました。

沿道には大勢のファンが駆けつけ、トラックの出発を見守っていました。

午前8時過ぎには、成田空港に集まった約500人のファンが2頭を乗せた専用機を見つめ、別れを惜しんでいました。

集まったファンからは、「ずっといると思ってたので、本当に驚いてるっていうのと、すごく悲しいですね」「ふるさとに帰って治療をして、早く元気になって長生きしてね(と伝えた)」「楽しい思い出をいっぱいありがとう、リンリン・シーシーありがとう!元気でいてね」などといった、別れを惜しむ声が聞かれました。

リーリーとシンシンは、29日中に中国・四川省にある保護研究センターに運ばれます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。