北海道のグルメを満喫できる物産展が今、秋田市で開かれている。今回の目玉はスイーツ。秋を感じられるグルメが豊富だ。「食欲の秋」食べ物がおいしい時期に、北海道のおいしいものでおなかも心も満たしてみてはいかがだろうか。

秋田市の西武秋田店で開催中の「秋の北海道物産展」では、初めて出店した6店舗を含め、道内25の店のグルメが楽しめる。今回の目玉はスイーツだ。

かぼちゃプリンの上にたっぷりと絞られるのは、日本一甘いとされるカボチャ「くりりん」のソフトクリーム。糖度は18度で、まさに今が旬だ。ソフトクリームを食べた夫婦は「カボチャがまろやかでおいしい。濃厚。北海道にも行ってみたい」と話していた。

続いては、アニメの世界から飛び出したかのような穴あきチーズケーキ。ちょっとした贈り物にぴったりだ。チーズが濃厚だが、後味はさっぱりしていて、あとからメロンの香りがする。見た目もかわいく気分が上がる。

道内の一大産地、余市でとれたリンゴを使ったアップルパイは、1984年の創業当時からの煮汁で煮込んだリンゴだけをパイ生地で包んだもの。シンプルながらも味わい深いスイーツだ。

物産展の定番、海鮮丼や総菜も豊富だ。初登場の「北海道かぶき者」は、稚内でとれた新鮮な水ダコのから揚げが人気を集めている。口に入れるとニンニクとタコのうまみがガツンとくる。大きめで食べ応えがあり、おつまみにもおかずにもおやつにもぴったりだ。

西武秋田店の菊地麻美さんは「今回の秋の北海道物産展はスイーツが充実している。味覚の秋なので、秋の北海道を感じて楽しんでもらいたい」と話している。

「秋の北海道物産展」は10月9日まで開かれている。

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