アルペンスキーでパラリンピックに2大会連続で出場している岩手県矢巾町出身の高橋幸平選手が10月1日に出身の小学校で講演し、あきらめない大切さを伝えました。

パラアルペンスキーの高橋幸平選手は1日に母校の矢巾東小学校で講演しました。

東京の企業コムニコに所属する高橋選手は、脳性まひの影響で生まれつき右半身にまひがあります。

小学3年からスキー競技を始め2大会連続でパラリンピックに出場し北京では回転で12位に入りました。

高橋幸平選手
「パラリンピックを目指す選手がいつも思っていることは、ない部分を悲しむのではなく、ある部分を最大限にするということ」

あきらめないことや目標を立てることの大切さを伝える高橋選手の話に児童やその保護者など約300人は真剣に聞き入っていました。

6年生の児童
「一番印象に残ったのは障がいがあっても夢をあきらめないこと」
「学校でも失敗を恐れないで次の目標に向かって頑張りたい」

高橋幸平選手
「すごく期待されていると感じた。2026年に向けて頑張っていきたい」

高橋選手は児童たちに1年半後に迫ったミラノパラリンピックでのメダル獲得を誓っていました。

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