夏に子どもが多く患う感染症「手足口病」が、愛媛県で8月下旬から4週続けて急増しています。特に中予・松山市・八幡浜の保健所のエリアで感染者が1医療機関あたり平均で20~30人台になり県が予防を呼びかけています。

手足口病はエンテロウイルスによる感染症。症状は手や足などでの水疱性の発しんのほか、発熱や口内炎が現れるなどします。

感染者は8月中旬に再び増加に転じ、県の9月27日の発表によりますと4週続けて急増。22日までの1週間に1医療機関あたり19.95人報告され、前の週より4.87人も増えました。過去10年で最も多くなった7月28日までの1週間の20.1人に次いで多くなっています。

保健所別では四国中央以外で高い水準が続き、特に中予31.50人、松山市26.64人、八幡浜22.75人に。前の週より7人から10人増えています。年齢別では3歳以上が63.5%を占めていて、小学生でも感染の報告が増えているとしています。

感染は鼻やのどの分泌物、便などで広がるため県は手洗いを実施し、タオルやコップを共同で使うことを避けるよう呼びかけています。

#愛媛県 #手足口病 #病気 #感染症 #医療機関 #調査 #定点観測 #感染 #子ども #ウイルス #予防

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。