南海トラフを震源とする大地震などについて香川県は被害想定を10年ぶりに見直します。その検討委員会の2回目の会合が10月2日、高松市で開かれました。

検討委員会は地震や津波、防災に関する有識者で構成されていて、香川県の地震の被害想定について、10年ぶりに見直しを進めています。2日の会議では南海トラフ地震で最大クラスの想定となるL2地震に比べて、規模は小さいながら発生頻度が高いとされるL1クラスの地震について、情報を充実させるため全割れのパターン1種類、半割れのパターン4種類の計5種類の被害想定を算出することなどが示されました。

(香川大学 金田義行特任教授)
「役に立つ被害想定が大事で、よりみなさんが理解できて、防災・減災に役に立つ被害想定を作りたい」

検討会は今後も会議を重ね、2025年7月に被害想定を取りまとめ発表する予定です。

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