熊本市は2日、県内で今年初めてとなるマラリア患者が発生したと発表しました。

熊本市保健所によりますと、マラリアに感染したのは南区の40代の男性で9月17日まで南西アジアに滞在していて、20日に帰国しました。

この際、男性は38度台の熱があったということで、熊本市内の医療機関を受診し26日にマラリアの陽性が判明。抗マラリア薬が処方され、30日、退院したということです。

マラリアは蚊に刺されることで感染するため、熊本市保健所は特に熱帯・亜熱帯地域に渡航する場合は長袖、長ズボンを着用し、虫よけスプレーを使うなど蚊に刺されないように注意してほしいと呼びかけています。

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