かつて日本一の味に輝いた宮城県白石市の「ササニシキ」を復活させようと取り組む生産者たちが、新米の試食会を開きました。猛暑の影響が心配される今年、どんな味に仕上がったのでしょう?

炊き立ての新米。「白石産ササニシキ復活プロジェクト」の農家8軒が今秋、収穫したコメです。10月3日、市内のレストランで試食会が開かれ、関係者に振る舞われました。

白石産のササニシキは35年前、民間の調査で「食味日本一」に輝き、2016年から地元の有志が復活を目指して栽培に取り組んでいます。今年は7.5ヘクタールで栽培が行われ、猛暑による高温障害もほとんどなく、例年並みの27トンほどの収穫を見込んでいるということです。

試食した人
「とてもおいしかったです、あっさりしていて、きょうはおかずも多かったが、ごはんがおいしくて、おかずが進んだ。いま2杯目おかわりしています」
「ササニシキ特有のさらさら感もあるが、新米っぽいもちもち感もあって、最高の仕上がりになっていますね」

宮城白石産ササニシキ復活プロジェクト 斎藤重雄代表
「皆さんにおいしいコメを届けようと頑張って作ったコメなので、ぜひ食べてもらいたい」

白石産ササニシキは、市内の産直市場で販売されています。

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