3日には7つの踊町が本番で使う船や衣装などを披露する「庭見せ」が行われ、多くの人が見物に訪れ、賑わいをみせました。

黄金に光輝く鯱は天高く舞い上がり、龍になる様を表しています。

鯱太鼓を奉納する銀屋町の山飾です。

銀屋町の会場に設けられた庭は、庭園デザイナーの石原和幸さんが手がけました。

庭園デザイナー 石原和幸さん
「鯱太鼓はピョーンと上に上がるので、ピョーンとしたという庭ということでウサギのオブジェを置いた」「天高くピョーンと上げて素敵な奉納をしていただきたい」

「庭見せ」は長崎くんちを前に、踊町が傘鉾や衣装などを披露し、奉納の準備が整ったことを示す行事です。

万才町の会場には奉納踊の際に使用する曲が響き渡る中、扇子や着物が飾られていました。

傘鉾の垂に描かれた鶴は「鶴の港」と称される長崎港を象徴しています。

こちらは西浜町の会場です。(※「浜」は「まゆはま」)

白と赤に変わる龍の目は闘争心を、今回初めてつけられた青色の電飾は波を表現しています。

訪れた人
「一番龍船が好きなので今年は絶対行こうと思っている」

訪れた人
「すごい迫力があって、圧倒されている」「光っている姿を見たことがなかったので面白いなと思った」

時折、雨が降る中でもそれぞれの踊町には多くのファンが駆け付け、くんちの開幕に期待を高めていました。

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