秋田県横手市平鹿町の住宅に恐竜が姿を現した。その正体は庭に植えられた植物。まるで紀元前にタイムスリップしたかのような光景が広がっている。

9月30日、横手市平鹿町の住宅を地域の園児たちが訪れた。驚いた様子を見せる園児たちが見つめるのは、まるで「ティラノサウルス」。

この恐竜の正体は庭木だ。大きさは、幅15メートル、高さ4メートル。この家に住む高橋清悦さんが作った。

高橋さんは木の手入れをするのが趣味で、地域の人たちを喜ばせたいと約12年前から庭の木で恐竜を作っている。恐竜作りの参考にしているのは、高橋さんの息子が持っていた図鑑。試行錯誤を重ね、“理想の形”にすることができたという。

地域の園児たちは、「きょうりゅうをみるのをたのしみにしていたので、たのしかった」「でかくてびっくりした」「このきょうりゅうつくったひと、すごい」と話し、恐竜と楽しい時間を過ごしたようだ。

高橋さんは「子どもも少なくなってきているので、笑顔を見るのは良い。自分でできる限りは頑張って作っていきたい」とまだまだ意欲的だ。

庭木の“恐竜”の見頃は10月中旬まで。近くを訪れた際に立ち寄ってみてはいかがだろうか。

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