29日の外国為替市場で円相場が乱高下して、政府・日銀による為替介入があったとの見方が強まっていることについて岸田総理大臣は「コメントは差し控える」と述べました。

岸田総理
「為替相場の動向それから為替介入についてはその有無も含めてコメントは差し控える、これがまあ政府の申し上げているところであります」

 29日の外国為替市場では1ドル=160円台まで円安が進んだ後、急速に円が買い戻されて一時154円台まで円高に転じました。

 岸田総理は為替介入の有無についてコメントしないと述べたうえで、賃金上昇や物価対策などの課題を挙げて「一つひとつ答えを出していかなければならない」と強調しました。

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