越前町の宮崎地区では、12日から特産の「宮崎たけのこ」の収穫が始まりました。ことしは表年ということで、収量や品質に期待ができるということです。
アクが少なく、甘みと柔らかさが特徴の「宮崎たけのこ」。武田哲さんの竹林では、朝6時すぎから収穫が始まりました。斜面の土を踏みしめながら地中のタケノコを探したり、土から5センチほど顔を出したタケノコを手際よく収穫していました。
ことしは3月の気温が低かった影響で、去年に比べ生育が若干遅いものの、収量が多い表年で、例年に比べより柔らかいタケノコが収穫できると期待されています。
宮崎たけのこ農家 武田哲さん:
「表年なので、いよく成長が進み、細胞分裂が進んでより柔らかく甘いタケノコになる。朝どれはえぐみが少ないのでおすすめ」
宮崎たけのこ生産部会によりますと、収穫は5月中旬まで続き、裏年だった2023年の約4倍にあたる130トンの収穫を見込んでいます。
12日から、直売所の越前町の「おもいでな」や福井市の「丹生膳野菜」などで販売されます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。