土讃線日下駅~高知駅間の開通100周年を記念するステッカーを付けた列車に出発の合図をする高知市の桑名龍吾市長(中央)ら=高知市のJR高知駅で2024年11月15日、前川雅俊撮影

 JR土讃線の日下駅(高知県日高村)~高知駅(高知市)間(約17キロ)が15日、開通から100周年を迎えた。高知駅で開かれた記念式典には、JR四国の寺川隆裕取締役、高知県の浜田省司知事のほか、高知市の桑名龍吾市長ら沿線3市町村の代表らが出席した。

 寺川取締役は「地域の皆様にご利用いただき、100周年を迎えられた。これからも基幹的な公共輸送機関として、地域の皆様と一緒に引き続き頑張っていきたい」とあいさつ。浜田知事は「観光やビジネスの中心になる路線として、高知県の発展に大いに寄与していただいた」と感謝を述べた。

 3市町村の景勝地や特産品をデザインした記念ステッカーを先頭車両に貼り付けた列車も運行され、桑名市長らの合図で出発した。【前川雅俊】

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