福岡県古賀市の認定こども園で11月、園児の上履きが相次いで盗まれました。

しかし、警察は犯人を検挙しないまま捜査を打ち切りに…。

その理由を取材しました。

◆五所こども園 齋藤圭英 園長
「子供の分だけがなかったので、余計に心配だった」

狙われたのは園児の上履き。

11月6日と7日に合わせて13人分の上履きが突然、なくなったのです。

一方、園内の花壇やフェンスの上に上履きが放置されているのが見つかり、園は警察に通報しました。

◆五所こども園 齋藤圭英 園長
「万が一、不審者という言葉がいいかわからないですけど、子供の事件につながったら怖いなというのがあった」

警察は防犯カメラを設置し、窃盗事件として捜査を開始。

すると、意外な“犯人”が明らかになりました。

靴箱に近付いたのは、人ではなく「イタチ」。

しばらく“物色”した後、上履きをくわえたまま走り去りました。

◆五所こども園 齋藤圭英 園長
「動物が映っていたのでびっくりしたというか、ほっとしたというか」

専門家によると、イタチは巣に持ち込んだ上履きで暖を取っていた可能性があるとしています。

イタチによる“連続上履き窃盗”。

園では再発を防ぐため、靴箱に網を設置したということです。

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