18日未明、鹿児島市原良で50代の男性がイノシシに襲われてけがをしました。
現場周辺では10月もイノシシによるけが人がでていて、学校や警察は注意を呼びかけています。
轟木康陽記者
「男性が夜、市道を歩いていたところ、後ろからイノシシがぶつかってきたとみられています」
警察と鹿児島市によりますと、18日午前0時過ぎ、鹿児島市原良6丁目で、1人で歩いていた50代の男性が、体長約1メートルのイノシシ1頭に襲われ、脇腹や足に軽いけがをしました。
現場周辺では、10月14日にも70代の女性が、イノシシに太ももの付近をかまれてけがをするなど、相次ぐ被害に警戒感を強める住民もいます。
原良小学校の保護者
「通学路も心配で一緒に歩いている」
近くに住む人
「もう怖くてたまらない。きょうはこの鈴を買ってきました」
現場が校区内となっている原良小学校では、児童に鈴をつけて登校することや、イノシシに遭遇した場合は、背中を向けずに逃げることなどを指導しているほか、警察はパトロールを強化し、警戒にあたることにしています。
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