筑後川の初夏の風物詩「エツ漁」が5月1日に解禁され、関係者が今シーズンの豊漁と漁の安全を祈願しました。

福岡県久留米市城島町の「エツ大師堂」で開かれた神事には、漁協の関係者など40人が出席し、今シーズンの豊漁と漁の安全を祈りました。

国内では、筑後川河口を中心にした有明海だけに生息するとされる「エツ」は、弘法大師が川に投げ入れたヨシの葉が姿を変えたとの伝説が残る魚で、例年、この時期に産卵のため川を遡上します。

◆下筑後川漁業協同組合 中園正彦 組合長
「地域の夏の風物詩ですから、美味しいエツを味わいに久留米に来てほしい」

脂は乗っているものの、あっさりとした味わいが特徴のエツ。

漁は7月20日までで、期間中、近隣の飲食店ではさまざまな料理が楽しめるということです。

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