政権転覆を企てたとして香港の民主活動家ら45人に禁錮刑が言い渡されたことについて、林官房長官は「重大な懸念を強めている」としたうえで、権利や自由の尊重を求めると強調しました。

林官房長官
「今般の判決を含め、重大な懸念を強めている。中国政府及び香港当局に対し、香港市民の権利や自由が尊重されるよう求めるとともに、国際社会と緊密に連携して強く働き掛けて参ります」

 林長官はまた、香港において「自由で開かれた体制が維持され、民主的・安定的に発展することが重要」との日本の立場を改めて強調しました。

 19日、香港の裁判所は台湾国家安全法の国家政権転覆共謀罪で民主活動家ら45人に4年2カ月以上の禁錮刑を言い渡しました。

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