今年7月、松山城の城山で発生した土砂災害について、愛媛県は来月以降本格的な復旧工事に着手します。
これを前に、県は来月上旬、地域住民を対象にした工事についての説明会を行うと発表しました。

県は20日の定例会見で、松山城城山の土砂崩れについて来月以降県が管理するコンクリートのよう壁や落石防護柵を復旧する工事に着手する、と発表しました。
これに先立ち来月上旬、付近の住民に対して事前の説明会を開き工事内容やスケジュールなどを説明する予定です。

松山城の土砂崩れについては、付近の住民が松山市に対し原因や今後の対策について説明会を開くよう求めていますが、市は「原因が特定できていない」などとして「開催できない」と回答しています。

この対応について、中村知事は開催の是非は「あくまで松山市が決めること」としながらも市に対して「説明会を開いたほうがよいのでは、と話している」と言及。
復旧工事の一部に市が担当する工事部分もあることから『説明会への同席を呼びかけている』ということで、市は取材に対し「対応を協議している」としています。

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