江戸時代に平戸藩の御用窯として栄えた佐世保市の三川内。
約400年の伝統を感じられる三川内陶器市が21日から始まりました。
白磁の一品、一品に手描きで描かれた唐子。
400年の歴史を持ち、日本遺産にも認定された三川内焼の陶器市が佐世保市の三川内山一帯で始まりました。
職人の卓越した技術で生み出された器には、繊細さと味わい深さが感じられます。
こちら唐子は冬仕様の出で立ち。
伝統的な柄や形だけでなく、新しいデザインやカラフルな色使いも人気を集めています。
朝から熱心なファンが買い物に訪れていて、中には40年来、通い続けている人も。
買い物客
「毎年、陶器市に来ている。楽しみに」「もう40年以上」「いろいろ特徴があって素敵」
金氏健多 実行委員長
「窯元ごとに呉須の色も全然違うことを知ってほしい」「三川内の街並みを見ながら三川内焼を知って、買って、使ってもらうことを目標にしている」
実行委員会では期間中1万人の人出を見込んでいます。
三川内陶器市は今月24日(日)まで佐世保市の三川内山一帯で開かれ、23日(土)には、今回初めて窯元をめぐるツアーが行われます。
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