来月2号炉の再稼働を計画している島根原発での事故を想定し、広島県三原市で23日、避難が必要となる島根県雲南市の住民を受け入れる訓練が行われました。

この訓練は島根県松江市にある島根原子力発電所で放射線が漏出する事故を想定したもので、原発から30キロ圏内にある雲南市の住民がバスで広島県三原市に避難しました。三原市は2012年に島根県が策定した地域防災計画で雲南市木次地区の住民の広域避難先となっていて、受け入れ準備を整えてきました。雲南市の住民が実際に移動する訓練は今回が初めてです。

【三原市 岡田吉弘市長】
「引き続きしっかりと連携を取りながら、避難の実効性を高めていけるようにしていきたい。」

原子力や放射性物質についての説明会も行われ、参加した住民や職員たちは理解を深めていました。

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