新義真言宗の総本山、岩出市の根来寺では、毎年紅葉の時期に、寺を開いた覚鑁(かくばん)にちなんで「かくばん祭り」が開かれています。
祭りの最大の呼び物は、戦国時代に「根来衆」と呼ばれた僧兵姿の人たちが行う火縄銃の演武です。
地元の歴史研究会でつくる鉄砲隊8人が国宝の「大塔」の前に整列し、「放て」という合図とともに火縄銃を一斉に撃つと、ごう音が響き渡り、訪れた人たちから拍手があがっていました。
演武を見た小学生の女の子は「耳をふさいでいても思っていたより大きな音がしてびっくりしました」と話していました。
また、女の子の父親は「寺とその周りがいい雰囲気なのでこの後、ゆっくりと見てまわります」と話していました。
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