中国のテーマパークで、カピバラの“毛”をむしゃむしゃと食べるアルパカたちの姿がカメラに捉えられた。毛を食べられているカピバラの体は薄毛になってしまっているほどだ。専門家によれば、アルパカが毛を食べるのは、カピバラの皮を食べて栄養を補給するためだという。
カピバラの毛むさぼる…アルパカ
中国・南京市のテーマパークで撮影されたのは、緑の頭をした食事中のアルパカだ。そんなアルパカがむしゃむしゃと食べていたのは、なんとカピバラの毛だ。
この記事の画像(11枚)食べられていたカピバラの体は毛が薄くなり、地肌が見えてしまっている。まさにカピバラに対する“噛み”ハラスメント、“カミハラ”状態だ。
無抵抗なのをいいことに、アルパカはとんでもない顔で毛をむさぼり続けている。
撮影者も思わず、「草と思って食べている…」と呟き、カメラを回し続けていた。
“毛”グルメ…実は栄養補給?
実はこの場所では別のアルパカもカピバラに近づき、むしゃむしゃ、むしゃむしゃと毛を食べていた。
おいしいのか、それともいたずらなのか。
毛を食べる理由を専門家である、アジア動物医療研究センターのパンク町田センター長に聞くと、「毛と言うよりは老廃物を食べているんだと思います」と解説した。
カピバラの体の表面には皮などの老廃物があり、アルパカはそこに含まれるミネラルなどを求め、“毛を巻き込んで”食べているのではないかという。
(「イット!」 11月15日放送より)
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