WHO・世界保健機関はアフリカ中部で急速に広がる感染症『エムポックス』について、熊本市北区にあるKMバイオロジクスが製造した天然痘ワクチンを緊急使用リストに登録した。『エムポックス』は『サル痘』と呼ばれていた感染症で、緊急使用リストに登録されたワクチンは世界で2例目だ。
KMバイオ「緊急事態に貢献したい」
WHO・世界保健機関の緊急使用リストに登録されたのは、KMバイオロジクスの天然痘ワクチン『LC16』。
この記事の画像(5枚)『エムポックス』は『サル痘』と呼ばれていた感染症で、2024年8月にアフリカ中部で急速に感染が広がったことから、WHOが『国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態』を宣言している。
KMバイオロジクスによると、11月19日に『LC16』がWHOの緊急使用リストに登録されたということだ。
緊急使用リストに登録されたワクチンは世界で2例目で、登録により国際機関などが途上国にワクチンを調達・供給することが可能になる。
KMバイオロジクスは「国際的な公衆衛生上の緊急事態への対応に貢献したい」とコメントしている。
(テレビ熊本)
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