県内で広がるニセ電話詐欺について、高齢者の被害を減らそうと神埼市の小学生が祖父母へ被害防止の思いをこめた年賀状を作りました。
この年賀状作りは、高齢者のニセ電話詐欺被害を減らそうと、神埼警察署が8年前から毎年行っているものです。
25日は、神埼市の仁比山小学校で6年生の児童約40人が、オレオレ詐欺の寸劇を通して実際の詐欺のやりとりについて学びました。
その後、児童たちは祖父母に向けて「電話でお金を借してと言われたら警察に相談すること」や「電話は疑って出るように」など詐欺注意の思いをこめた年賀状を書きました。
【参加した児童】
「結構だまされやすいおじいちゃん・おばあちゃんたちだから気を付けてほしいなと思いながら書きました。」
【参加した児童】
「電話でだます人たちがいるよって言うことを忘れないように伝えていきたい」
県警によりますと、県内のニセ電話詐欺被害は、今年1月から10月末までで118件。
被害額は約2億3000万円だということです。
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