宮崎市中央卸売市場では、寒さと共においしさが増すイチゴの初競りが行われました。市場に並んだのは、県内で栽培面積・出荷量ともにトップを誇るJAみやざき尾鈴地区本部産のイチゴです。

初競りには「さがほのか」と「みくのか」2つの品種の483パックが出荷され、最高値は1パック1500円で競り落とされました。

(森山 裕香子 記者)
「初売りのイチゴを、私もいただいてみたいと思います。とても甘酸っぱくてみずみずしくておいしいです。」

今年は高温や日照不足の影響で定植や生育が遅れたため、しばらくは品薄状態が続く見込みで、1月以降に出荷のピークを迎えるということです。

(JAみやざきいちご部会 内野宮一浩 部会長)
「暖かかったので、小ぶりで収穫も遅くなっていますが、味はこの寒さが続けば良くなってくると思います。美容にも健康にも良いので、少しでも多く食べてもらいたいです。」

JA宮崎経済連によりますと、県内では今シーズンは、昨シーズンよりもおよそ110トン多い737トンの出荷を見込んでいるということです。

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