映画を通じて北海道の食と観光を盛り上げようと行われた「北海道フードフィルムフェスティバル」が11月24日に閉幕しました。観客は見て、食べて楽しむ初めての3日間を堪能した様子でした。
札幌市内の映画館など13会場と、劇中で登場した料理を飲食店で味わうことができる、新しい文化の祭典を目指して11月22日から24日まで開催された「北海道フードフィルムフェスティバル」。
ドキュメンタリー「北の食景」国内初上映
最終日には、北海道を舞台にした4人の料理人と四季が織りなす食の景色を描くドキュメンタリー「北の食景」が国内で初めて上映されました。
「季節を教えてくれるのって料理なんだと思った」(TEAM NACS 森崎博之さん)
「季節の訪れとともに、もちろん景色も変わってくると思うけど、映画とミックスされて何か感じることができたら、食の映画として自分ができることかなと思っていた」(上杉哲也監督)
食材の魅力を引き出した特別メニュー堪能
その後、大倉山ジャンプ競技場に隣接するレストランでのディナーでは、フレンチや和食などの料理人が食材の魅力を存分に引き出した料理の数々がテーブルへ。
参加者は、監督や料理人のトークにも耳を傾けながら、料理を堪能していました。
「食と映像をコラボした新しい取り組み。映画にちなんだ料理を楽しんでいただくことで、イベントの盛り上がりを皆さんとともに感じていければと思う」(秋元克広 札幌市長)
映画を通じて北海道の食と観光を盛り上げようと初めて開催されたイベントは、新たな文化発展の可能性を感じさせる3日間となりました。
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