11月23日、北海道初進出のスーパー「ロピア」が札幌市北区にオープン。大変なにぎわいとなりました。約1万5000人が訪れた初日に密着しました。
 
 「食のテーマパーク」が売りのスーパー「ロピア」が北海道初上陸。飛ぶように売れるカニ。あっという間に消えたピザ。ロピア全店のオープン初日最高売上を更新したその現場とは?

 午前8時、開店1時間前の「ロピア屯田店」には、すでに300人以上が並んでいました。

 「午前6時から並んでいます」(行列の先頭の客)

 「肉類を目当てに来ました」(行列に並んでいた客)

 「予算は3万円。ちょっと多めに持ってきました。妻から『買ってこい』と言われたので」(行列に並んでいた客)

 “コスパ最強”をうたう話題のスーパー「ロピア屯田店」。オープン時点で約2000人の行列ができていました。

タラバガニがわずか20分で姿を消す

 「今、予定より10分早めて開店しました。大きなカゴをいくつも持ったお客さんが、続々と店内に入っていきます」(八木 隆太郎 キャスター)

 開店と同時に人だかりができたのは鮮魚売り場。1万円相当のタラバガニが、オープンセールで3240円に。

 「すごく安い。普段はなかなか手が出せないので、ありがたい値段」(来店客)

 数量限定のこのタラバガニを求める人で売り場は大混雑。

 「全然、足りないです。すごく、お客さんが入ってます」(店員)

 オープンからわずか20分で売り場からカニが姿を消しました。

 「もう、ないみたい。2つは買いたい!」(来店客)

 商品は補充されましたが、安全に配慮して売り場には並べず手渡しでの販売に。

 「すごく太い。これで3000円ちょっとなら安い。うれしい」(来店客)

540円の出来立てピザが飛ぶように売れる

 人だかりができていたのは他にも。

 「次々とピザが売れていきます。オープン記念で1枚540円。1箱、2箱とみなさん手に取っていきます。すごい勢いです」(八木 隆太郎 キャスター)

 店内で焼き上げる、できたてのピザ。「ロピア」各店で人気の品だといいます。照り焼きチキンやマルゲリータなど、3種類のピザが飛ぶように売れていきます。

「3種類買いました。安いですよね、これで1500円ちょっと」(来店客)

 ピザだけではありません。バター風味のご飯にカニ、イクラ、ホタテ、サケと北海道をまるごと詰め込んだ「北海炊き込みご飯」も。

 さらに、ローストビーフが散りばめられたボリュームたっぷりの「ラーメンサラダ」。普通の1人前のサラダと比べると圧倒的な大きさで、子育て世帯にはうれしいサイズです。

精肉店発祥の強みをいかして

 また、もともと精肉店からスタートした「ロピア」。
 
 プライベートブランド牛の希少部位や、最高ランクの黒毛和牛が破格の値段で並びます。

 「安いし、すごく品質が良い。びっくりした」(来店客)

 商品のボリュームもさることながら、試食品の大きさにも驚かされます。

 一口で頬張るのが大変なほどのベーコン。なぜ、こんなに大きく?

 「喜んでほしいし、驚いてほしい。全国の店舗、どこでもやっている」(店員)

 オープンから1時間30分。山のように積まれた商品が次々となくなっていきました。

 この日売れたピザは2000枚以上。タラバガニも…。

 「カニが完売。広告では500個としていたが、それ以上用意していた。もっと多くのお客さんに届けられれば良かった。そこは反省」(店員)

過去のロピア全店のオープン初日最高売上を更新

 大勢の人が詰めかけたオープン初日。北海道初進出のスーパーの感想は?

 「会計金額は2万4770円で、とても安い。カニだけで本来は2万円相当。あとはタダでついてきたみたいなもの」

 「冷凍して1か月はもたせたい。これで2万円分。買い物が楽しかった、ずっと待っていたので」(いずれも来店客)

 「ロピア屯田店」のオープン初日の来場者数は約1万5000人。過去のロピア全店のオープン初日最高売上を更新しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。