「口取り菓子」は、白あんやようかんなどをたいやえびなどの縁起のよいものにかたどった和菓子で、北海道では正月に無病息災や家内安全などを願って食べる風習があります。

80年以上営業する函館市の和菓子店では今月中旬から製造が始まり、5人の職人が白あんなどを練り込んだ材料を木型に入れて形を整えていました。

そして、食紅などで着色された色とりどりの口取り菓子が完成しました。

和菓子店の吉田貴之社長は、「口取り菓子は正月の食卓を飾る和菓子です。真心こめて作っていますのでぜひ食べていただきたいです」と話していました。

この店では、ことしはおよそ1万セット製造し、来月26日以降、スーパーなどで販売されるということです。

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