秩父市にある「浦山ダム」では27日午前7時ごろ、市内全体を「雲海」が覆う様子が見られ、白い雲が紅葉が終わりかけた山肌やまちなみを包み、幻想的な雰囲気となりました。

雲海は地表の近くの湿った空気が冷やされて濃い霧が広がり、雲の海のように見える現象で、秩父盆地では、この時期夜から明け方にかけて霧が発生しやすいことからしばしばみられます。

気象台によりますと、秩父市は26日夜に雨が降ったあと、27日朝、気温が6.8度まで下がり雲海ができる条件がそろったということです。

雲海は午前8時すぎに一度、消えかかりましたが、午前9時ごろ再び市内を覆い、しばらくして消えました。

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