派閥の裏金問題を巡り、自民党は政治資金収支報告書に不記載があった現職の参議院議員27人全員が政治倫理審査会に出席する意向を示していることを立憲民主党に伝えました。

 自民党と立憲民主党の参議院の幹部が会談し、自民党は27人が弁明の意向を示していることから年内に政倫審を開くよう野党側に求めました。

 今後、日程など具体的な調整が行われる見通しです。

 来年夏に改選を迎える議員からは政倫審に出なければ非公認になるのではないかと懸念する声もあり、出席することで「政治とカネ」の問題に区切りを付ける狙いもありそうです。

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