名古屋市の「名鉄百貨店」が今月6日まで開催しているこの買い取りフェアでは、持ち込まれた品を5つの質店が同時に査定し、買い取り希望金額を一斉に示します。

訪れた人はいくつもの質店を回る手間をかけずに一番高い金額を示した業者に売ることができます。

会場はブランド品を持ち込む多くの人たちでにぎわい、質店の担当者5人が机に並べられたバッグや財布などの買い取り希望金額を電卓に打ち込むと、一斉に発表していました。

参加した質店によりますと、円安で海外から輸入されるブランド品の価格が上昇する中、中古品のニーズも高まっていて、買い取り価格が上がっているということです。

中には高級ブランドのバッグでおよそ23万円の買い取り金額が提示されたものもありました。

訪れた女性は「最近使っていなかったバッグを持ってきたが、こんなに高い値段がつくとは思わず驚きました。円安でブランド品は高くて買えないですが、今は売るのが一番いいと実感しました」と話していました。

質店の吉田幸司さんは「業界も投資目的で早くいい品を買いたいので買い取り金額も高くなっている。これからも中古品の需要は高い状態が続くと思う」と話していました。

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