28日午前、秋田県男鹿市の漁港近くの岩場に絶滅の恐れがある大型のサメ「ウバザメ」が打ち上げられているのが確認され、秋田県などが対応に追われています。

ウバザメが打ち上げられていたのは男鹿市の戸賀漁港近くの岩場で、28日午前9時ごろ、近くで釣りをしていた人が発見し、県を通じて男鹿水族館GAOに連絡しました。

ウバザメは、サメの中ではジンベエザメに次ぐ2番目に大きい大型のサメで、大きくなると10メートルを超える個体もいます。数が減っていることから、ワシントン条約で絶滅危惧種に指定されています。

打ち上げられたウバザメはすでに死んだ状態でしたが、水族館が調べたところ、雄の個体で、体長は7.8メートルでした。県内にウバザメが漂着したのは初めてです。

漂着した岩場は重機が入りづらい場所で、県と水族館は回収する予定はないということです。

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