11月、新潟県内に住む外国人留学生などによる着物や茶会の体験イベントが新潟市で開かれました。参加者は華やかな着物に身を包み、日本の文化を楽しみました。
11月4日の文化の日。新潟市中央区で行われていたのは、外国人が着物を着て、日本茶を楽しむ体験イベントです。
日本の文化に触れ、その魅力を感じてもらおうと、新潟フィリピン協会が初めて開いたもので、フィリピンやタイ、ラオス出身の留学生など24人が参加しました。
【参加者】
「お茶と着物と、楽しかった」
参加者それぞれが自ら選び、レンタルした着物。その選び方には特徴も…
【新潟フィリピン協会 阿部ジュリア副会長】
「日本人と違う、カラフルな印象」
赤や緑など、鮮やかな色の着物が庭園の風景に映えます。
【参加者】
「初めて着物を着た。日本人になったみたい。とても素敵な体験」
【参加者】
「袖が鳥みたい」
こちらの女性は自分で帯締めを着付けたといいます。
【参加者】
「ここにずっと住みたいから、少しずつ練習してみたかった。幸せで楽しい」
初めての着物に心を躍らせる参加者たち。イベントを通し、日本、そして新潟への親しみを深めたようです。
【新潟フィリピン協会 アロソスティーブンソン会長】
「日本に住んでいるなら、やっぱり日本人の気持ちもよく分からないと。着物を着れば、なんとなく日本人の気持ちもわかる。きょうはとてもよかった」
新潟フィリピン協会は、今後も日本の文化に触れるイベントを開きたいとしています。
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