電気やエネルギーについて学んでもらおうと11月29日、岩手県盛岡市の中学校で特別授業が行われました。
生徒たちは電気の大切さなどを学び、節電への意識を新たにしていました。
この特別授業は将来のエネルギーについて考えるきっかけにしてもらおうと、東北電力岩手支店が県内の小中学校を対象に2019年度から行っています。
29日は盛岡中央高校附属中学校の1年生29人が参加し、将来のエネルギーと自分たちの生活がどのように変わるかを調べた成果を発表しました。
生徒たちは持続可能な社会の実現を見据え、再生可能エネルギーの利用が増えていく可能性などを説明していました。
この後、岩手大学理工学部の高木浩一教授がサイエンスショーを披露し、電磁波の発生や二酸化炭素と空気の重さを風船で比較するなど、様々な実験を通して生徒たちに科学の楽しさを伝えていました。
生徒たちは10月には水力発電施設を見学するなど、エネルギーについて継続的に学んできました。
生徒
「発電の仕組みも学ぶことができて、これからはエネルギーを無駄にしてはいけないなと思った」
「(節電など)身近に私たちができることをしていきたい」
特別授業を通して、生徒たちは改めて節電への意識を高めていました。
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