円安に振り回される2024年のゴールデンウィーク。
南国ハワイのムードが漂い…多くの人で賑わう場所は一体どこだろうか。

「少しでもハワイを味わいたい」“近場のハワイ”選んだ人たちで賑わい

多くの人たちで賑わう場所は、常夏の楽園ハワイ…ではなく、海のない東京・町田市。

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南町田グランベリーパークでは、ゴールデンウィーク期間中(4/27~5/6)にハワイをテーマとしたイベントを開催。本格的なフラダンスショーやハワイアングルメを楽しむことができる。

ヤシの木をバックに、ウクレレを弾くアーチストの姿もあった。
多くの人が“町田のハワイ”に殺到している理由とは?来場者に話を聞くと、こう話した。

来場者(女性):
なかなかハワイに今行けないじゃないですか。 高くなってるし、円安なんで。

ゴールデンウィーク期間中も続く、歴史的な円安。
「ハワイへは足を伸ばしづらい。 それでも、少しでもハワイを味わいたい」という思いから、近場のハワイを選んでいるようだ。

川崎から来た人:
ハワイに行くと今高いんで、ここでちょっとそれなりに雰囲気を味わえたらなと。

横浜から来た人:
ずっとハワイ行きたいと思ってたので、ちょっとでも雰囲気味わえてよかったです。

神奈川県から来た3人組のテーブルには、所狭しとハワイアングルメが並んでいた。

神奈川県から来た人:
もう全部食ってる。ロコモコ、ガーリックシュリンプ、ポキ、マラサダ、アサイーボウル、チキンオーバーライス、モチコチキン、あと最近出たらしいアロハビール。

8種類を全制覇し、総額6100円。

神奈川県から来た人:
向こう(ハワイ)行ったら、水も300円、500円しちゃうし、場所によってはおにぎり1000円しちゃうところだってあるし。

神奈川県から来た人:
(値段)気にせず、食べたいものを食べる。

イベントの担当者も、円安の影響を感じているという。

町田グランベリーパーク営業部  中谷美希さん:
今年(現時点)で約21万人のお客様にお越しいただいています。
昨年に比べて110%ほどの数値になります。なかなか海外に行けないお客様っていうのもいらっしゃると思うんですけれども、身近にハワイを感じていただければなというふうに思ってます。

“ハワイ風”を近場で…後半戦に入ったゴールデンウィーク。円安の中での楽しみ方も変化していきそうだ。
(「イット!」5月2日放送より)

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