災害が発生した後に、被災者の生活再建を支える災害ボランティアを受け入れる訓練が開かれました。

訓練の様子
「活動中に知りえた情報やプライバシーは保護をすること、被災者に寄り添うことに注意をしてください」

長崎市で行われた訓練は、長崎県災害ボランティア連絡会と県社会福祉協議会が初めて開き、県や、11の市や町の社会福祉協議会の職員、約30人が参加しました。

災害が発生した後、社会福祉協議会などはボランティアの受け入れや派遣先の調整を行う「災害ボランティアセンター」を設置します。

参加者はボランティアの受け入れや被災者が必要な支援は何かを調べるといった、センターの運営方法を確認しました。

大村市社会福祉協議会の職員
「事前に練習することで、実際に当日は落ち着いて対応ができるのかなというところと、組織全体で取り組まないといけないので、参加することがひとりひとりの意識の向上につながるかと思う」

参加者(11月に石川県のボランティアセンター運営を経験)
「(訓練で)もし災害が起こった時に急に初対面で活動するのではなく、事前に顔を合わせができたことが一番良かった」

長崎県内では大雨の被害を受けて2020年に大村市、2021年は雲仙市に災害ボランティアセンターが設置されています。

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