石破総理は3日午前6時から予定されていた国会答弁の勉強会に寝坊して、20分ほど遅刻しました。
この1カ月、組閣に、南米外遊と休んでいません。総理周辺からは、疲れを心配される状況です。
2日目を迎えた国会の代表質問。
立憲民主党は2日に続き、企業・団体献金の禁止を迫ります。
「昨日の本会議で総理は、企業・団体献金のことを質問された答弁で、何かムッとして、答弁されてたように見える」
辻元議員が触れたのは、衆議院での場面です。
石破総理(2日)「個人献金も、企業・団体献金も違いはございません。わが党としては…」 立憲民主党・辻元清美代表代行
「これこそ『ふてほど』。不適切にも程があるんじゃないですか。きょうは総理、ぜひ、さわやかにお答えいただきたい」
去年だけでも、約23億円に上っている自民党への企業・団体献金。総理の答えは、変わりません。
石破総理「政党として避けなければならないのは、献金によって政策がゆがめられること。個人献金も、企業・団体献金も違いはなく、わが党としては、企業・団体献金自体が不適切とは考えておりません」
代表質問では、日本維新の会や共産党も禁止を求めました。
でも、与党は、すでに企業・団体献金をどうするかの結論を来年以降に先送りする方針でいます。年内の再改正を目指している政治資金規正法で、政治資金をチェックする第三者機関を作り、そこで専門家などの意見を聞いてから判断すべきという考えだからです。
自民党・坂本哲志国対委員長「有識者も含めた第三者機関を立ち上げて、非常にデリケートな問題も含んでいますので、そこについて論議をしていただこうと」 この記事の写真を見る
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