宮城県南三陸町の神社では、神棚に飾る伝統の切り細工「キリコ」づくりが進められています。
南三陸町志津川にある上山八幡宮です。キリコは町内で江戸時代から続く神棚飾りのことをいい、12月4日は宮司たちが和紙を型紙にあわせて切り抜いていきました。
こちらの神社では左右対称の「御飾り」と大漁祈願の「鯛飾り」が作られていて、各家庭が穏やかに過ごせるようにとの願いが込められています。
上山八幡宮 工藤庄悦宮司
「各家庭の皆さんの平和を祈って製作している。来年は震災がないような穏やかな一年になってほしい」
上山八幡宮では12月15日から頒布が始まります。
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