県は2日、西村山地域の80代の男性がツツガムシ病を発症したと発表した。県内では今年初の発生。

県によると、西村山地域の男性は4月24日、38℃の発熱・発疹などの症状で医療機関を受診したところ、右腕に刺された痕があったことから、ツツガムシ病と判明した。

ツツガムシ病は、体長約0.3ミリのダニの一種・フトゲツツガムシの幼虫が人を刺すことで発症する。
症状が風邪に似ているため感染に気づかないことも多く、手当てが遅れると死に至るケースもある。

県は、やぶなどに入る際は長袖・長ズボンを着用することを呼びかけている。

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