西鉄が、切符やICカードを使わず『手ぶら』で電車に乗れるサービスを全線に本格導入しました。
福岡市・天神の西鉄福岡駅では、6日も多くの人たちが切符やICカードを手に改札を通過していました。
そんな中、さらに手軽な決済サービスが西鉄電車の全線へ本格的に導入されました。
◆リポーター
「切符もICカードもスマホも持たずに、手ぶらで改札を通ることができるんです」
一体どのように決済しているのかというと…
◆リポーター
「なんと、指にはめているこのリングで決済できます」
ICチップを搭載しているスマートリング「EVERING(エブリング)」。
指輪型のタッチ決済デバイスで、専用アプリから事前にお金をチャージすれば、改札に手をかざすだけで決済できます。
このスマートリングは、決済端末から発信される電波で動くため充電不要で、さらに防水性があるため、手を洗う時に外す必要もありません。
県内では福岡市地下鉄の全線やJR九州の主要駅でも利用でき、Visaのタッチ決済に対応しているコンビニやスーパーでも利用可能です。
◆EVERING 川田健 社長
「リング1つあれば安心して便利に生活が送れる。ドアの施錠システムにも対応していますので、家の鍵が開けられて、電車に乗れて、それから決済もできる。いろいろな場所で『ゆぴっ』とできるよう全国いろいろな所に展開していきたいなと思っています」
ハンズフリーで瞬時に決済できるこのスマートリングは1万9800円から。
福岡県内ではドコモショップなどで販売されています。
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