食品などを激安で販売し全国で話題となっている店舗『エコイート』が新潟県内で初めて新潟市にオープンしました。食品ロス削減にも貢献する店の仕組みを取材しました。

12月6日、新潟市東区にオープンしたのは、エコイートの県内第1号店です。

【齋藤正昂アナウンサー】
「店内に入って最初に目につくのがこちらの棚。チョコレートの価格を見ると、税抜き39円。さらに、こちらのグミはなんと税抜き22円と表示されています」

【お客】
「安い。びっくりした。こんなに安いとは思わなかった」

【お客】
「物価が上がっている中で、こういう店があるといい。安くてよかった」

店内に並ぶのは、破格の安さの食品。物価高騰の中、家計にとっては助かりますが、いったいなぜ、これほどの安価で販売できるのでしょうか。

【スリーエコ 東潤 代表】
「まだ、おいしく食べられるのに、廃棄予定になってしまった食品を大量に仕入れることによって、この安さを実現している。仕入れに関しては、信頼できる事業者からのみ仕入れている」

安さの秘密は賞味期限。品質が変わらず、おいしく食べられる期限を示す“賞味期限”が間近だったり、切れていたりして、廃棄されるはずの食品を仕入れて安く販売しています。

【齋藤正昂アナウンサー】
「賞味期限が切れている商品が気になるという方にも分かりやすいように、賞味期限を迎えていない商品の値札は緑で、賞味期限が切れている商品の値札は赤で囲われています」

【お客】
「(賞味期限は)あまり気にしないし、自分が納得できればいいんじゃないかなと」

【お客】
「もったいない。捨てるだけでもお金がかかるので、こういうふうに活用するのは、とてもいいと思う」

また、店舗では売上金の一部を子ども食堂などに寄付する方針だということです。

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