(吉井庸二気象予報士が解説)午前11時50分現在

◆きょう9日(月) 午前11時の積雪
 音威子府村や幌加内町朱鞠内では、80センチです。
 倶知安では62センチで、平年の約1.6倍になっています。
 札幌は9センチ、このまま根雪になりそうです。
 ただ、あす10日(火)にかけては、積雪の大きな増加は見込まれません。

◆雪雲の予想 きょう9日(月)午前11時~午後5時
 午前11時現在は、石狩市から安平町にかけてと、
 増毛町から上富良野にかけて、雪雲のラインがあります。
 次第に雪は弱まる見込みで、夕方までにはやむところが多くなります。
 あす10日(火)朝にかけて予想される雪の量は、上川と空知で多い所で5~10センチです。

◆きょう9日(月) 午後の天気
 日本海側とオホーツク海側は、北西風が強く吹くでしょう。
 沿岸部では、吹雪による急な視界の悪化に注意が必要です。
 札幌は、午後2時ごろまでは雪の降る時間がありそうです。

◆きょう9日(月)の予想最高気温
 前日より1℃から2℃高い所が多くなります。
 札幌はプラス2℃の予想です。
 日中に解けた雪が、夜間には凍り路面がつるつるになるため注意が必要です。

◆週間予報 10日(火)~16日(月)
・日本海側とオホーツク海側
 あす10日(火)は、今週で最も穏やかな天気になる見込みです。
 雪が降っても、ほとんど積もらないでしょう。
 11日(水)以降、冬型の気圧配置が強まり、日本海側では大雪になる可能性があります。
 ただし札幌では、時折雪が降る程度で大雪にはならない見込みです。

・太平洋側
 今週は晴れる日が多くなりそうです。
 空気が乾燥するため、火の取り扱いに注意が必要です。
 11日(水)以降は、平年を下回る気温が続きそうです。

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