今年のノーベル平和賞に選ばれた日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の代表団がノルウェーに到着しました。

日本被団協の代表団は日本時間の9日午前3時半ごろ、ノルウェー・オスロ空港に到着しました。

田中重光 代表委員(84)(長崎原爆被災者協議会 会長)
「亡くなっていった先人たち、そして全ての被爆者が受賞したと思っている」「二度と被爆者をつくらないため、頑張っていく」

授賞式では被団協の代表委員で13歳のときに長崎市で被爆した田中熙巳さんが、核兵器廃絶に向けた決意などを演説する予定です。

田中熙巳 代表委員(92)
「被爆者が訴えてきたことを、さらに強く訴えて若い人たちにも引き継いでいただきたい」

授賞式に出席する高校生平和大使の代表4人も現地に降り立ちました。

式は日本時間の10日午後9時ごろからオスロ市庁舎で開かれます。

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