全国的に急増する闇バイトなどの犯罪トラブル防止策や社会人として必要な金融の知識を学ぶ特別授業が、12月9日に岩手県一戸町の高校で開かれました。

特別授業は盛岡財務事務所と県警が初めて開いたもので、9日は北桜高校の3年生71人が参加しました。

はじめに1人暮らしで生活する際の家計管理のポイントやクレジットカードを使う場合の注意点など金融に関する知識が紹介されました。

また全国的に急増している闇バイトや特殊詐欺などお金にまつわるトラブルから身を守る方法についても説明されました。

二戸警察署 菅野隆生活安全課長
「犯罪に巻き込まれないためには、高額報酬などの甘い言葉には惑わされないで」

生徒たちは「闇バイト」に巻き込まれないために、怪しい求人に応募しないことや身分証の提示を求められたらすぐにやりとりを終了することなどの注意点を学んでいました。

参加した生徒は「身近に感じて怖いと感じた。自分も手を染めないように気を付けたい」、「(闇バイトには)隠語が使われると聞いて自分もちゃんと気づけるようになりたい」と話していました。

盛岡財務事務所と県警では今後も要望に応じて特別授業を県内で開催していく方針です。

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